薫る風

薫る風

薫る風

 

眼下に広がる起伏

それを覆う草原

 

眩しい日差しは

地表を焼き

湿度を運ぶ海風が

そっと傷を撫でる

 

草原は

自分を包む

厳しさと優しさに

焦げたようでいて清らかな

薫りで応える

 

山肌に潜むものたちは

空気に満ちた

その生命の痕跡を

密かに愉しむ

未分類カテゴリの最新記事